トラウトアンドキング
フィッシングツアー
海外釣行報告
2006年7月
アメリカ アイダホ州 ヘンリーズフォーク 他
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マッチ・ザ・ハッチ天国?地獄? 究極のスプリングクリーク
ヘンリーズフォークは私たちに微笑むのか?
  2006年7月6日からヘンリーズフォークへ行ってきました。現地でお客さんとも合流し、楽しんできました。
  いつもキビシ〜イ、ヘンリーズフォーク。今年はどうだったのか?以下、釣行報告をご覧下さい。
  また、ご興味のある方は、来年の釣行のご準備を!!スタッフ同行企画もご検討ください。
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第一部 ヘンリーズフォーク編

成田空港での搭乗待ち中。毎年恒例、7月のヘンリーズフォーク釣行。日本は梅雨、うっとうしい天気と湿気をたっぷり含んだ重たい空気におさらばして、早くカラッと澄んだアイダホの空気に包まれた〜い。



到着翌朝は、ライセンス購入と情報収集の為、トラウトハンターのショップへ 豊富なコマーシャルフライ。一番減っているパターンがHOTフライだ。 早速、レネ・ハロップにも挨拶と2ショット
お願い : フィッシング・ライセンスを販売しても、お店にはほとんど利益は入りません。その為、クレジットカードが利用できないところがほとんどです。中にはクレジットカードを受け付けているお店もありますがクレジットカードの手数料を払ってしまうとお店としては赤字です。これはほとんど世界共通です。フィッシングライセンスは現金で支払いましょう。パスポートもお忘れなく。



早速、A-BAR裏から対岸に渡り、ライズを探しながら下って行く。しかし、ライズしているのはチビばかり・・・。何かおかしいぞ?



まずは肩慣らし。お立ち台前で少しましなサイズのライズがあり、池本さんが早速キャッチ。二人でチビ数匹とも戯れ、このあたりまでは気楽なもんでした。



ここで、ちょっとラストチャンスの主要施設のご紹介
敏腕ガイドはもちろん、タックルショップ、ロッジ、レストランと私達をフルサポートしてくれるトラウトハンター。 朝食は無いが、宿泊と夕飯を提供してくれるA−BAR。歴史は古く、お世話になった人も多いはず。 今年リニューアルオープンしたマイク・ローソンのヘンリーズフォーク・アングラーズ。さすがに品揃えは豊富。今年は運良くマイクにも会えた。



とにかく、今年のこの時期ヘンリーズフォークはタフだった〜。ガイドに言わせると過去最悪!ライズをしているのはチビばかりで、18インチ以上等のまともなサイズのトラウトのライズを見つける事すら苦労する。たとえ見つけたとしても、もちろん簡単ではなく、ほとんどの場合キャストと同時に姿を消した。毎夕通過するスコールの為、ハッチもイレギュラーで、期待していたイブニングのフラブのハッチにもトラウトの反応はシブかった。A−BAR裏などの上流部にはほとんど大型トラウトはいなかった。今年の冬が寒過ぎた為?水量が少ない為?原因不明だが、大型トラウトはいずこへ・・・。しかし、16インチ以下の小型トラウトの数は非常に多い為、「来年以降に期待」と、今年はあきらめ気味の人も多かった。トホホ・・・。


しかし、沈んでいても仕方が無い。元々ヘンリーズフォークはキビしいのだ。毎晩、トラウトハンターでたらふくビールを補給して盛り上がった。最終的にドラマが待っている事を期待しつつ・・・。



パインヘイブンで一緒になった、レネ、ボニー、エアフロ社のギャラスとランチタイムを一緒に過ごした。皆のの気さくな人柄に話しも弾み、釣りの厳しさを忘れ、楽しいひと時だった。 ラストチャンスでのイブニングの一コマ。左からギャラス、スコット社のジム、レネ、ボニー、友人を案内する為川に入っって行く勝俣氏。このメンバーでも決して簡単ではない日が多かった。釣り人よりトラウトの数が少なく時間をもてあます。



イブニングのスコールの後、トラウトハンターの向こう側にできた二本のレインボーが心を癒してくれた。たまには、レインボートラウトにも癒して欲しい物だ・・・。



相変わらず状況は厳しいが、攻め続けるしかない。ガイドのマーティーとパインヘイブンに出撃する小倉さんと岩内さん。そうそう、パインヘイブンへの道の未舗装部分の荒れ具合は相当ヒドイ。年々悪化しているらしく、慣れているはずのガイドのピックアップ・トラックでも底を擦りそうになる。しかし、ここには必ず20インチオーバーがバンク際にいる。20インチオーバー&ピン・ゲットしか頭に無い私達はそれでも連日攻めた。



マーティーと小倉さん 岩内さんも攻めている 夕方「ひょう」が降った後の作戦会議



翌朝はボーンフィッシュフラットへ。炎天下の中、ウェーダーをはいて30分以上歩く。私はダイエットのつもりでがんばって歩いたのだが、毎晩のたっぷりの食事とビールでチャラになっていた様だ。トラウトハンターのガイド、トラヴィスとジムが眼を凝らし、時には双眼鏡を使いライズを探す。



短時間いいサイズのトラウトのライズはあったのだが、近付けば離れる。キャストすれば沈むの繰り返しで、なかなかチャンスを与えてくれない。自然と体は前のめりに。いやいや、これがヘンリーズフォークの楽しさなのだ。



午後はトラヴィスと再びパインヘイブンへ。やはり、20インチオーバー狙いはここに限る。ヘンリーズフォークでの釣り5日目、今日がガイドフィッシングの最終日=ピン・ゲットのラストチャンス! 苦労に苦労を重ね、とうとう池本さんが21インチのレインボーをキャッチ。見事に20 inch clubのピンバッジも手に入れた。おめでとー!来年は私も・・・。



イブニングはオズボーン・ブリッジへ。しかし、ここにもまともなサイズのライズが無い・・・。待つか?移動するか?迷っている内にもどこかでスパーハッチが始まっているかもしれない。いやー、楽苦しい!思い切ってラストチャンスに戻る事にしたが・・・。 ボーズマンへの移動日、午前中のみのチャンス。同行のお客さんが20インチクラスのライズを見つけ粘り勝ちでフッキング!しかし、惜しくも、岩にに巻かれてバレてしまう。



私は結局オズボーンブリッジからラストチャンスへ戻った後、薄暗くなってからお立ち台下流部で18インチクラスを掛けたのだが、案の定、藻に巻かれてバラしてしまう。これで、私の今年のヘンリーズフォークは終わった・・・。いやー、キビしかったが楽しかった。負け惜しみも幾分含まれているが、これがヘンリーズフォークの楽しさなのだ。世界中から敏腕のフライフィッシャーマンが通いつめる川。周囲には自然以外何も無い。しかし、世界中のフライマンは、仕事の都合をつけ、旅費の都合をつけ、家族の都合をつけ、また幾多の有名河川を素通りして毎年ここにやってくる。キビしいにも関わらず、釣りを終えてトラウトハンターへ戻ってくるフライマンは皆笑っている。ビールを飲みながら日付けが変わっても、その日のキビしさを楽しそうに言い合っている。キビしさ具合を自慢しているようにも聞こえる。そんな世界中の釣りキチ達と、同じ時間を過ごす事も楽しいのだ。
さてさて、来年はあのチビたちが大きく育っていてくれてる事と思う。それを確かめに行くのが今から楽しみだ。来年はもう少しだけ、私に優しくしてくれますように・・・。


帰国後、現地から連絡が入った。イブニングのフラブのスーパーハッチが始まり、
大型レインボーがボコボコやっているらしい・・・。連日ラストチャンスが盛り上がっているとの事。
もう少しで、航空券を予約してしまいそうになった・・・。

来年も7月前半に行きますので、皆さん是非ご一緒しましょう!


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ヘンリーズフォークモンタナの紹介ページも合わせてどうぞ。

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