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2011年7月 アメリカ トラウトアンドキング ロゴ
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アメリカ・モンタナ&ヘンリーズフォーク釣行レポート@
レポートA(ヘンリーズフォーク編)へ

フライフィッシングの聖地、モンタナ&ヘンリーズフォークに7月中旬に出かけた。

当初の計画は、パラダイスバレーのスプリングクリークでPMDのハッチをたしなみ、

次に大河ミズーリリバーのトライコ&カディスのスーパーハッチを満喫。

そしていよいよ慣れたところで難関ヘンリーズフォークにチャレンジ。

フラブやブラウンドレイクのハッチにライズを繰り返す20インチオーバーに大興奮といった、

マッチザハッチ&ライズフィッシングの理想郷を体験しよう。

それに加えてフライショップ巡りやウマいアメリカンステーキも思いっきり楽しもうというものだった。

しかし、出発直前に聞いた噂では、今年は雪代でほとんどの川が大増水していて濁流状態。

ドライフライを流すような状況ではないとのことだ。

果たして結果はいかに・・・



初日、目的の釣り場に向かう途中、イエローストーンリバーでは噂通り濁流の激流となっていた。

デピューズスプリングクリークはイエローストーンリバーのすぐ横を流れているので心配になったが、

単独の湧き水の川ということで平水、おまけに超クリアを保っていた。

ここ、デピューズはプライベートのスプリングクリークで約5キロある流程に1日16人しか釣りができない。

素晴らしい風景とライズを独り占めできる楽園をじっくりと満喫しよう。




しかし、この美しすぎる透明でフラットな流れには苦労させられそうだな。

魚達はスプーキーで立ち位置やフライの選択、キャスティング、ドリフトに神経を使わされるだろうな。




敷地内のフライショップ、

その名もスプリングクリークスペシャリスト前から釣りを始めた。




川面を見るとポツリポツリとライズはあるものの、散発に終わっている。

10時頃にはPMDが来るといいな、の期待通り、

水面からポコッポコッと黄色いカゲロウが湧いてきては流れ出した。

魚達も盛り上がってきて、あちこちにライズリングをつくっている。

我々にとってはたまらない時間が訪れた。

しかし、相手もなかなか手強く簡単にはフライを口にしてくれない。

なんとかダマしダマし食わせても、スッポ抜けたり、ジャンプの後一気に藻に潜られたりして

なかなかキャッチには至らない。

それでもやっと何尾かを手にすることができた。

コンディションがよい魚達は皆パワフルで美しい。




午後からはハッチも少なくなり、単発のライズを丁寧に狙った。

対岸近くの水面に巨大な頭が出たのを発見し見事にフライを食わせた。

3番ロッドと6Xティペットでなんとかガイドのネットに収まったのは・・・




この辺りでも最大級、21インチの美しいブラウントラウトであった。




翌日はミズーリリバーを釣った。

ミズーリリバーはマディソン、ギャラティン、ジェファーソンと

モンタナを代表する3河川が合流して流れ、ミシシッピー川となりメキシコ湾に流れ出す。

アメリカの北から南まで縦断する大河である。

ここは普段カディスやトライコのハッチで水面一面にライズが起こるのだが、

噂通り今回は雪代の影響でかなり増水して濁っていて、ライズを狙う状況ではなかった。

しかし魚はいる。

それも大型が多いので、ガイドが薦めてくれる様々な釣りを試してみよう。

まずはサンワンワーム。

水流で土手の土が削り取られて大量のミミズが流れていて、魚達はこれを食べているらしい。

うん、立派なマッチザハッチの釣りだな。

早速水流の強い流れにドリフトボートで漕ぎ出した。

大きな玉浮きインジケーターを付け、その3m下にヘビーニンフとワームを付け、

できるだけ深い水深を長い時間流れるようにするのがコツだ。

フライはボートと一緒に流れているので、自然にナチュラルドリフトとなる。





時たま玉浮きがズボッと水中に入る。

すかさず合わせると空振りや根掛かりが多かった。

またかと思って一応合わせると、グンと魚の重さがロッドに乗りドキッとさせられる。

ワームパターンの他には、ザリガニ(クロウフィッシュ)やサーモンフライニンフ、

ウーリーバーガーなども効果があった。




ボートの周りを泳ぎ回り、やっとネットに入ったのは、

20インチ前後のグッドコンディションばかりであった。




大物とのファイトにも慣れ、いよいよ難関ヘンリーズフォークに挑む。

その前に、様々な有名フライショップを覘いてみよう。

各ショップのロゴ入りの魅惑的なグッズなどが溢れていて飽きることがない。

ちょっと覘くつもりが毎日入り浸ってしまった。




ヘンリーズフォークアングラーズでは

かのマイクローソンに直接フライまで選んでもらった。

午前中はヘンハクルのフラブスピナーがおすすめとのこと。





長距離を移動しながら様々な場所を釣るこの旅はお腹が空く。

おいしいものをたくさん食べて体力を養おう。

アメリカ釣行には欠かせない朝の2エッグ、昼のローストビーフサンド、

それに夜はやっぱりステーキ。

旅行中はハイカロリー気にするのは免除で。



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