トラウトアンドキング
フィッシングツアー
海外釣行報告
2004年ゴールデンウィーク
アメリカ モンタナ州 ザ・モンタナ・サンプラー
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ゴールデンウィークのモンタナは、あまり知られておりませんがガイドお勧めのシーズンです。
モンタナ州、有名河川郡でフライフィッシング!
  「ザ モンタナ サンプラー」 現地敏腕ガイドのスチュワート・ドミニク(ライフィッシングフェスタに来ておられました。)によってそう名付けられたこのツアーは、アメリカ釣行のエキスパートである勝俣雅晴氏のサポートの下、ご参加の皆さんに楽しんで頂けた様です。釣行河川は、ご存知マディソンリバー、イエローストーンリバーと憧れのプライベート・スプリングクリークであるデピューズ、アームストロング。Fly Fisher誌2004年7月号(5/21発売)156ページに、スチュワートからのご参加者の皆様に宛てたかの様な手紙も載っております。
  出発前に弊社スタッフ、勝俣氏を交え現地状況、ハッチ予測説明会を行い事前盛り上がりも十分でした。実際に体験された方からの報告が届いておりますので、ご覧下さい。その他、報告がありましたら順次追加する予定です。
  来年のゴールデンウィークに是非!と、お考えの方はお気軽にお問い合せください。2005年の釣行報告モンタナでのフィッシングの紹介旅行の詳細のページも参考にしてください。

神奈川県の小倉さん
  今年は5月の連休も日の並びが良く、幸いにも連続休暇を利用してこのツアーに参加することができました。私自身はモンタナ釣行は初めてではないのですが、この時期に釣った経験はないので、トラウト&キングのツアーを利用することにしました。また幸運なことに、勝俣雅晴、刈田敏の両氏と同行することができ、たいへん楽しいものとなりました。
  4月後半のモンタナの気候は安定していないようで、私達が到着する日以前は雪が降ったりしたようですが、私達の滞在した日々は好天に恵まれ、夏すら思い起こすようなまさに「BIG SKY」の下で釣りを楽しみました。(すっかりパンダ焼けになってしまいました。)
  初日、ボ‐ズマン到着後、午後を利用してLower Madisonで釣りました。上流部のあの激流とはまるで違うスプリングクリークのような流れです。ただハッチ、ライズともにあまり芳しくはなく、小さなブラウンが釣れただけでした。翌日はボートトリップでMadhisonを釣りましたが、上流部にあるEnnis Lakeのターンオーバーのため水温が低かったせいか、あまり本流筋でのヒットはありません。また、食いが浅いのか私自身はバラシ病にかかり、チャンスを何度もフイにしてしまいました。支流筋では結構ヒットしましたが、大きい魚に限って…。(自己嫌悪)3日目はYellowstone Riverでのボートトリップで、昨日のニンフィングではなく要所要所でボートから降りて、ライズをねらいます。昨日はバラシ病でしたが、この日は空振り病とあわせ切れ病まで併発してしまう有様(それも大きい魚のライズの時ばかり)で、ガイドのスチューに''Don’t Be Lazy!''とか''Relax!''と何度も笑われてしまいました。しかし、'Mother’s Day Caddis''といわれるスーパーハッチの中、きれいなカットスロートを何匹もキャッチできました。そして夕方、幸運にも最後に54cmのブラウンを#14カディスでしとめることに成功!なかなかこのサイズはドライでは出ませんが、これもガイドの判断(場所選択、ハッチの時間等)の賜物だと思います。4日目はArmstrong、5日目はDepuy’s、の両スプリングクリークを釣りました。さすがに前日のようなおおらかさはありませんでした。もう少しハッチが多ければ面白いかもしれませんが、念願の場所で竿を振れて私的には満足でした。ただ、折角勝俣さんに色々面倒をかけて頂いて、かけた魚をばらしたりして、相変わらずのツメの甘さが出てしまいました。(勝俣さん、スミマセン!)
  あっという間の5日間でしたが、同行していただいた方々、ガイドのスチューのおかげでまた一つ忘れられない思い出となりました。また機会があれば是非春のモンタナを経験したいと思います。

埼玉県の岩内さん
釣果は、ブラウントラウト、レインボートラウト、カットスロート / 筆頭サイズ 19インチ / 20匹程(4日間)
フライは、ベイティス(CDCダン、キャプティブダン) #18−22 / カディス(エルクヘア等) #16 / ミッジ(アダルト) #20〜 / ニンフ(ビーズヘッド等) #14

  これまでずっと、海外遠征(特にアメリカ・モンタナ州)に憧れ続けながら、決心が着かずにいたが、何故か今年を逃すともう一生行くことが出来ないような気がして、モンタナサンプラーツアーへの参加を申し込んだ。マーベリックの勝俣さんが案内役として同行していただけるし、仕事の都合で確実に休めるGWに予定されているのと、10年以上前に雑誌で知ったマザーズディ・ハッチと呼ばれるカディスのスーパーハッチに、シーズンが重なっていたのも大きな魅力だった。参加者は私の他に、遠征経験豊富なお二人のアングラーに、現地では勝俣さんと写真家の刈田敏さんともご一緒でき、初遠征の私には心強いメンバーとなった。釣行日程4日間の前半はドリフトボートによるマジソン、イエローストーン釣行、後半はアームストロング、デピューズのスプリングクリークで、大型鱒の強烈な引き、雪が舞うような圧倒的なカディスのスーパーハッチと川が沸騰したようなライズ、スプリングクリークのシビアなマッチング・ザ・ハッチの釣りと、フライフィッシングのあらゆる楽しみと辛さを一度に楽しんでしまった。ガイドのスチュアートも、川で行き交う現地のアングラーの人達もとても親切で、もし同じように遠征を躊躇っている人がいたら是非お勧めしたい。私もまた近い内に再び行きたいと思っている。
 
 

勝俣氏からもコメントを頂きました。
  ゴールデンウィークとマザーズデイのカディスハッチ

  アメリカでも5月の第2日曜日は母の日です。モンタナではこの頃に起こるカディスのスーパーハッチを「マザーズ・デイ・カディスハッチ」と呼び、地元の連中は仕事も休んで川に立つようです。過去に何度かこのカディスハッチに遭遇しましたが、今年も運良く仕事がこの時期に重なりました。あ、正しくは(重ねた)です。
  多くの日本の皆さんは4月下旬のモンタナは相当寒いとお考えだと思いますが、ゴールデンウィーク中は気温が25度ほどまで上がって、暑いくらいでした。(僕が日本に帰ってからは氷点下続きだったようですが・・・。)
  このカディスハッチの終わり頃には各河川でユキシロが始まり、1ヶ月間は川から遠ざかりますので、最後のアガキをこの時期にするわけです。今回は「ゴールデンウィークのモンタナツアー」もあり、イエローストーンリバーでおいしい思いをした日本人フライフィッシャーも何人かいました。
  「スーパーハッチ」という言葉を良く耳にしますが、あれを見てしまいますとチョットの事では「スーパーハッチ」とは言えなくなります。量に関してはとても口で説明できませんが、偏光グラスの中だけでなく、耳、鼻などカディスでふさがれちゃうほどです。
  また、この時期はデピューズやアームストロング、ネルソンといったパラダイスバレーのスプリングクリークも結構楽しめ、ピーク時よりもロッドフィーはお安くなります。ゴールデンウィークは人ごみの日本を離れるのも良いかもしれません。
お問い合せ、お待ちしております。
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