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日本人は未だほとんど知らないパラダイス
マザーシップに船中泊で手付かずのフィールドへ |
2004年4月28日(水)〜5月5日(水) 昨年開拓したソルトウォーター・フィッシング・パラダイス、オーストラリア・セイシア。昨年に引き続き、今年のゴールデンウィークもお客様と一緒に行ってまいりました。簡単ですが、報告致します。セイシアは、毎年ゴールデンウィークにあわせ企画しておりますのでお問い合せ下さい。今回お問い合わせを頂き、残念ながらご参加できなかった皆様、行く価値は充分にあります。来年ご一緒できるのを楽しみにしております。フライフィッシング、バラマンディフィッシングの紹介ページも参考にしてください。
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ケアンズからひたすら続く、熱帯雨林のジャングルを下に見ながら、エアロトロピックの小型機は北上し、ケイプヨークの最先端の空港であるバマガに降りた。この、滑走路だけの小さな空港からセイシアの桟橋を渡ると、トロピックパラダイス号が我々を待っていた。このマザーシップに、荷物やタックルと共に乗り込んで、スタッフや他の国からの参加者達と挨拶を交わし、6日間の海上生活が始まった。セイシアから町も道もない、アウトバックジャングルの西海岸沿いに南下を続け、魚の多い河口部などに、マザーシップを止めてはスキフボートで釣り、またマザーシップに戻り次の釣り場へ移動する、というまさに釣り人の為の釣りだけの秘境の旅となる。 |
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釣果には決して裏切られることはなく、河口部から沖合数キロまでに、数え切れない魚種がロッドを絞り込み続けてくれた。沖のロングテイルツナは、あちらこちらで水面がドカンドカンとはじけるように水柱をあげている。おもしろいのは、ポッパーをボコッと引くとスゴいスピードで水中から飛び出してきて、激しい水飛沫とともにくわえ、またそのままのスゴいスピードでリールドラグを一気に唸らせた。 |
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海岸から近くには、巨大なベイトボール(小魚の群)があり、あらゆるフィッシュイーター達がその周りを取り囲んでいた。クラウザーミノーを、そのベイトボールの真ん中に沈め込んでリトリーブすると、巨大ゴールデントレバリーやスパニッシュマッカレルがフライをひったくった。正体はわからずじまいだが、ラインが出っ放しで、リールを巻こうにも相手が釣られた事に気付いていないかのような引きで、フライロッドが立たない強烈なファイトに1時間も耐えたが、ついにこちらがギブアップということもあった。 |
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潮が引き始め、大きく流れる河口部では、クイーンフィッシュが群となって遡上し始める。1メートルもの巨体が激しくフライを追い、フッキング後はバッキングラインをどこまでも引き出して行き、沖でアクロバティックなジャンプを繰り返した。 |
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河口部では、マングローブ繁る岸ギリギリにポッパーやピンクシングを投げ込むと、倒木の陰からバラマンディが襲いかかった。今回の最大サイズは1メートル4センチもあり、シドニーから来たウェインさんが釣ったのだが、全ての参加者から賞賛され、また全ての参加者を羨ましがらせた。 |
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 |
ジャングルの中の蛇行する川を上り、ボートを降り、歩いてさらにジャングルを越えると滝壷に出る。そこはもう完全な淡水となっていて、その滝壷の岩の陰から出たサラトガ(アロワナの仲間)の美しさが我々の目を奪った。 |
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このマザーシップ、トロピックパラダイス号は、2ベッドの部屋が6部屋と、くつろげるリビング・ダイニングがあり、6艇のスキフボートを牽引する巨大な移動フィッシングロッジとなっている。コックの美味しい料理、ガイドの的確なフィッシングアドバイスと、なによりもだいじな現地の豊富な魚達でもてなしてくれて、これ以上ないほどの環境で我々釣り人を心の底から癒してくれた。 |
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このマッドクラブも、間違い無く行程中の重要なイベントの1つ。カニ好きの我々にはたまらないご馳走だ。 |
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その他にも、こんな魚達が盛り上げてくれた。 |
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